笑って別れられるわけがない

3月末で脱退、退所。
覆ることがなかった事実。
どうしようもできなかった。
当たり前のことだし、覆ってもいけないことだと思ってた。わかってた。わかってたけど、心のそこで、まだ彼はいてくれる、まだ彼はKAT-TUN。という浅はかな気持ちがあった。

はっきりと4月以降の活動にはいないと言われてしまったら、もうほんとに、全て失ってしまうくらいの気持ちになってしまって。

TRAGEDYもほんとに悲劇なわけで。
TRAGEDYのCDやPVで聞くことができた彼の声も、目を離せなかったくらい見た彼の姿ももう見ることができなくて、それはほんとに悲劇なわけで。

本当だったら嬉しいツアーも、現実を突き付けられた悲劇なわけで。

解散しないで！という葉書は何枚も送った。
メールも送った。
解散しないで、彼ら3人のKAT-TUNは前に進んでくれる。嬉しい、すごく嬉しいのに、心の底は寂しくて辛くて、今にもちぎれそうな思い。

田口淳之介のいないKAT-TUNなんて、ファンになってから想像したことがなかった。怪我はあったけど、KAT-TUNというグループから田口淳之介がいなくなるなんて、もう信じられないことだし、想像したことなかったし、嘘でも言うことなかった。

どうしよう、私はどうやって生きていこう

そう思ってしまうくらい私の人生の一部だった

結婚している私は旦那がいて、本気愛というわけでもないけれど、世界一大切なわけではない。
でも、生きてる人生の半分はKAT-TUNの田口淳之介が好きで、彼のために時間を費やしてきて、それはもう完全に自己都合なわけで、それを彼は知るよしもなく、ただのファンで、そんなことはわかってて、もはやそりゃそうだって理解もしてて、でもファンってそんなもん。

家族や彼氏や友達や、他にもっと別の大切なものはあるけれども、心の拠り所として、好きで、お金や時間をかけて、時には遠いところまでその人に会うために費やして、その人のグッズや、関係なくてもカラーのものや、応援グッズ、雑誌、テレビの録画、CD、、、ほんとに色んな思いでその人に注ぐのがファン。

それが急になくなるって

そんなんどうやって生きていこうってなるわ。

そりゃ貯金できるよね、時間も増えるよね、家も片付くよね。

そうじゃないんだよ。お金とか、時間じゃなくて。

気持ちの問題なんだよね。

だからってKAT-TUNじゃない、田口淳之介がソロで活動したとして、すぐに会いに行ける人になってしまったとしたら？

私はどうする？

(今年で)13年好きで、完全にもらったと思えるファンサが2回、時間にして7秒くらい。大好きと言葉を伝えられたファンミーティング(KISS KISS KISS)が時間にして3秒。13年好きで追いかけてきて10秒しか時間がなかったのに、急にお金出せば会えますとかそんななったら嫌なんだよ。
これは完全にわがままだし、多分理解されないとは思うんだけど。

手に届かないのがジャニーズなんだと思う。

そして、ね、ステージで隣にいつも引っ張っていってくれる亀梨和也がいて、笑ってじゃれてくれる上田竜也がいて、気にかけてくれるお兄さんな中丸雄一がいて、そんな田口淳之介が好きなんだよ。
KAT-TUNの田口淳之介が好きなんだよ。私。

彼がそれを自ら手放したのも、私たちファンが捨てられたのも、わかってるんだよ。

でもね、それでもね、嫌いになることができない。というか好きを辞めることかできない。応援できなくなるという概念がない。

テレビ見ててもさ、webの連載見ててもさ、彼はもう清々しい気持ちでいるのがわかるし、もう何も考えてないんだろうなとはわかってるんだけどさ。

もうね、どうしたらいいんだろう。

KAT-TUNは好きだよ、これからも大好きだよ。3人になっても大好きだし、ツアーも行くよ。KAT-TUNが10周年迎えてすごく嬉しい。本当にこちらこそありがとうって伝えたい。

6人から5人

5人から4人

なんかと比べられないくらいキツイ、重い、辛い

今よりも、もっともっともっと…
4月は辛い

4/1になった瞬間にきっと、KAT-TUNの田口淳之介はいなくなってしまう。もう1ヵ月しかない。11月のあの日から、時間をもらえたのだけよかったのかもしれないけど、それが逆に辛くて辛くて、夢みたいに素敵な瞬間が一気にぶち壊されてしまうようで。